岡本屋旅館☆
あちこちに温泉が湧く別府の中でも最も標高の高い所にある温泉地が明礬（みょうばん）温泉です。別府でも珍しい硫黄の香り漂う白濁の湯が湧き、その温泉成分を凝縮して作られる天然の入浴剤「湯の花」も明礬の名物〜この「湯の花」は湯の花小屋の中で江戸時代から変わらぬ製法でアルミニウムと鉄の硫酸合物明礬が作られています。かつては薬、火薬、染め物、鍛冶溶接、絵画など多方面に使用された明礬ですが・・・現在では天然の入浴剤「湯の花」をはじめ、数々の美容グッズの原材料になっています。 明治8（1875）年創業の老舗旅館をはじめ、風情あふれる温泉宿が多いのも明礬温泉の特徴で現在10数軒が旅館営業しています。
その中の一つの老舗旅館に今回は宿泊してまいりました。 お彼岸の三連休とあって館内は満席でしたが台風の接近＆通過に伴い雨風は凄いものがありました。夕刻１５時過ぎあたりに到着予定で明礬温泉郷に近づくと交通事故でなんと通行止め！目と鼻の先の所でUターンして暫しの時間潰しをすると言う不運に遭遇した。電話で「岡本屋」に連絡して他のルートは無いのか？など尋ねるも一本道と言うことで１時間くらい別府市内を彷徨うことになる。 よって到着は１６時過ぎとなりました。 到着時も雨風が凄いもので傘もさせないほどでしたね〜専用車庫に車を駐車して館内へ入ります。
フロントは有りますがお部屋にてチェックイン手続きをすると言う老舗旅館のおもてなしを受ける。館内の説明を受け一先ず温泉に浸かることに・・・白濁した青白い温泉が明礬温泉のウリですね！ 内湯と露天風呂とあり温泉の温度も丁度よくてとても良いですね！ 次の日は雨も上がり朝から露天風呂を楽しめました。 館内は１Fと２Fと有り２Fへは階段、温泉に行くのも階段とお年寄りや足の不自由な方は少し苦労するかもしれません。登りはいいけど下りが結構きつく感じるので気おつけられた方がいいですね。
夕食は１９時から夕食会場にて頂きました。 夕食会場は１Fと２Fと有りますが２Fの会場でしたよ〜畳にテーブル席が４つ！ロールカーテンで隣との間隔も保たれてくつろげる雰囲気があります。
担当スタッフから会席料理の説明を受けます。
先ずは食前酒「かぼす酒」から〜かぼすの香りがほのかに優しい食前酒でありました。 「湯葉べっこう餡」→生湯葉にお出汁の効いた餡が滑らかで湯葉とナイスなマリアージュです 「前菜」は７種類！サーモンチーズ、鮎風干し、松風、鴨ロース、鱧おとし、小茄子と一口サイズ。 前菜といえ一つ一つ凝った手仕事がされ楽しめましたね〜鮎の風干しなど美味！日本酒に合いそう。 「刺身三種盛り」はカトレア醤油で！かつおの旨味を利かせた高級だしいり醤油で刺身も美味しい。 「青朴葉包焼き」は朴葉に包まれた「ニベ」はスズキに似た味わい！淡白だけどマッシュ餡が良い。 「野菜と鳥すき煮の地獄蒸し」は鳥モモ肉に白ネギを包み込み煮付け！オクラ＆キャベツや人参と地獄蒸しされ・・・山芋付けダレで食すと手の込んだ料理ですね〜素材の美味しさが引き立ちます。 飲み物をビールから白ワインシャブリにチェンジです。ワインは全てハーフボトルですね〜 「蓮根はさみ揚げなど」→冷凍されカラッと揚げられた「黄味」など何かしらこだわりある逸品。 「大分豊美牛しゃぶしゃぶ」は良い感じにサシの入ったロース！お肉の旨みを感じるしゃぶでした。 最後は「ご飯」「くろめ赤だし」→ご飯が美味しい！クロメのトロッとした感じも大分ならでわ。 デザートは「地獄蒸しプリン」→このプリンだけを求めてくる観光客も多いとか・・・美味しい。 大分の旬を存分に味わう会席料理でとても満足しました。
「朝ごはん」は朝から「刺身漬け」「地獄蒸し」と美味しく頂けました。
また立ち寄ってみたい温泉旅館ですね〜 ごちそうさまでした。
Enjoy Trip Life☆
